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『Thumva™』が贈る、特別なライブ体験

Thumvaが贈る、特別なライブ体験

2020年6月24日、新感覚ライブ配信プラットフォームサービス『Thumva™』がリリースされた。コロナ禍を機に、リアルイベントに代わるライブ配信サービスが急増する中、単なる代替手段の発想に基づかない、独自の視点を追求する『Thumva™』の「新感覚」が意味するものとは。サービスの根底を貫く想いと卓越したユーザーエクスペリエンスへのこだわりからフェイスらしさを探る。

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Thumvaとは

「ともにある」共感と参加を意識したライブ配信プラットフォーム

― 世界中がコロナ禍に見舞われ、日本でも緊急事態宣言後、音楽ライブを始めとしたイベントの中止が相次ぎ、アーティスト活動が大きく制限されることとなりました。

maharu:

いきなりアーティストが音楽を届けられない状況になり、僕らに何かできることはないかという想いの中で立ち上がったのが『Thumva™』です。ファンに楽しさを届けることはもちろん、ファンからアーティストにギフトを送信できるギフティング機能や、それに対してアーティストから個別に感謝のメッセージを送ることのできる機能等を搭載していて、ライブ運営を支える気持ちと感謝の気持ちを伝え合うことで絆がつながる、アーティスト活動相互支援の思想が基盤にあります。ですからコンテンツの内容も音楽ライブ配信を軸にしていますが、ライブ中継だけでなく、アーティストと一緒に過去のライブ映像を見て、その時の楽しさを共有するようなオリジナルコンテンツなどもあり、どのように展開していくかは多様であっていいと思っています。

Thumvaが贈る、特別なライブ体験

― 確かにライブ配信だけでなく、アフタートークやそもそもトーク番組仕立ての配信もありますね。

KB:

『Thumva™』リリース日のこけら落とし公演「KREVA Streaming Live 『①(マルイチ)』」では、本編のライブ中継が終わった後、そのまま打ち上げをしようという企画を事務所さんが提案してくださって。KREVAさんが楽屋に戻って、メンバーと飲食しながら、終わったばかりのライブ映像を見つつ、ユーザーコメントを拾って談笑する様子の配信が実現しました。相互コミュニケーションの一つの形になったな、と。当時の状況からして、アーティストにとっても、ユーザーにとっても、こうして繋がれていることに、すごく嬉しさを感じているのがわかりました。今では、本編後の打ち上げでユーザーとのコミュニケーションの場を持つというフォーマットが『Thumva™』の主流になった感があります。

― 実際、配信中に投稿されるコメント数もすごい勢いで流れていきます。

maharu:

やっぱり今、この同じ時間を過ごす中で抱いた想いをみんなと共有したい!という欲求の熱量がすごい。自分が言いたかったことがコメントに書かれていて「わかる!」となる瞬間もありますし、単にライブを配信するというだけでなく、感動の共有、参加感の充実を意識しています。ここの見せ方は、まだまだ改善していける余地はあるので、共感性の感覚を得られる仕掛けを、より作っていけたらなと思っています。

KB:

実際、オンラインライブは、ステージに上がったアーティスト側からすると、目の前にカメラしかない状況で歌うのは違和感しかなく、不安さえ感じると伺ったことがあります。そういう中で、その時間をファンと共有していると思える仕掛けがあるのはやっぱり大事な要素なんだな、と。ある日、アーティストが「今日、無観客ライブなんですけど」という発言をした際に、「無観客なんて寂しいこと言わないで。配信ライブは、参加している全員が最前列だよ」と応えているユーザーがいて。確かにアーティストの顔、表情も見られて、近くで感じられるのは嬉しいし、アーティストにとっても新しい発見のある、面白い体験なのかなと思っています。『Thumva™』では、ライブ中にアンケートも取れるので、「次の演奏曲、何がいいですか」という問いかけとともに、楽曲タイトルの選択肢からユーザーに選んでもらった結果をリアルタイム集計することも可能です。「はい、結果出ました!」「この曲か!予想外!!」みたいなやりとりも行われていて、盛り上がります。その裏では僕らデスクが、アンケート作成・システムによる集計作業の確認やアーティストへのタイムリーな情報出しなんかの作業も行っています。

Thumvaが贈る、特別なライブ体験

maharu:

正直なところ、今、オンラインライブサービスが乱立している状況で、マーケットの要望を形にしたのは僕らだけではないとは思います。だけど、その中でも独自機能である「ギフティング」や「アンケート」、それから仲間うちで繋がって「グループ視聴」できる機能など、よりオンラインライブのニーズを汲み取った、他にはない機能を盛り込めたかなと思っています。例えば、オンラインライブはリアルライブのチケットよりリーズナブルなので、友達や彼氏彼女、家族に一緒に見ようよって気軽に誘いやすい。グループ視聴で楽しめて感想をその場で共有できるのは、他にはない『Thumva™』の特性であり、大きな強みになっていると思います。同じ時間、同じ場を共有している人がいる、自分が協力体制の一員であると実感できるのは、より参加感が高まるし、むしろリアルなライブより共感度が高いといった声も聞かれて嬉しい限りです。

『Thumva™』に潜むフェイスらしさ

― IT×音楽、エンタテインメント…フェイスらしさを言葉にするとしたら…

KB:

そもそもITとエンタテインメントは別物でないと思っていて、ITを使って僕らが考えた機能やサービスを実現し、音楽に触れてもらった時に、湧き起こるものがエンタテインメントだったりするのかな、と。実際、アーティストのラインナップやプロモーション、チケットの料率と言ったところだけでなく、僕らが大事にしている『Thumva™』でしかできないユーザー体験、U I /U X※により付加価値を生む独自の機能の部分に魅力に感じて採用してくれるアーティストが多いと聞いています。この機能で勝負しているところは、フェイスらしいところだと思いますね。ただ、新しいものが続々と出てきている中で、さらに新しい軸、柱のようなものを作っていかないといけないとは思っています。
※UI/UX…ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンス

Tami:

実際、リリース後も新機能をどんどん加えていこうという動きが常にありますよね。サービスイン当時のままではなく、事務所さんやアーティストの意見、お客さんの声も取り入れて、どんどん進化させて、より改善していこうっていう向上心というか精神が現れているところにすごくフェイスっぽさを感じています。

Thumvaが贈る、特別なライブ体験

Akari:

音楽が好きで、関わりたいと考えてフェイスに入社した私自身、4月、5月とライブに行けない状況になって、他社のオンラインライブに参加したりしていたんですけど、まさかそういったサービスの立ち上げに自分が関わることになるとは、思ってもみませんでした。自分がユーザーとして「もっとこうだったらいいのに」と感じたことも、少しは活かせているのかなと。ユーザー視点からの新機能もそうですけど、アーティストサイドからこういう機能があったらいいなという要望を聞いて、すぐに実現に動けるのも、IT企業としてのフェイスらしさでもありますよね。

KB:

実際、具体的なライブが決まる時の条件として、必要とされる機能をイベント開催に間に合うように開発することもあるため、毎週のようにアップデートされていて、基本機能が増えています。どちらかというと、サービスを運営していく上での裏側の機能が多いので、ユーザーの皆さんからは見えない部分ではありますが。

企業理念「あるものを追うな。ないものを創れ。」と5つの行動指針

― フェイス・グループ5つの行動指針の実効性を高めるために、日々の活動の中で特に意識している項目はありますか。

KB:

僕たちデスクは、イベントを確実かつ安全に開催・配信できるよう、チェック・運用していくのがミッションです。ですから、イベント情報のヒアリング・整理・管理から、券売の取りまとめ、当日のライブ配信状況の監視、配信内企画の運用、ライブ終了後の購買数や視聴数の実績報告書の取りまとめ、その他細かい事務作業全般を行なっています。ただ淡々と配信業務をこなしていくだけになりがちですが、僕らも『Thumva™』の一員として、新しいライブ配信の「創造」にしっかり加わり、「挑戦」を続けていきたいと思っています。

Thumvaが贈る、特別なライブ体験

Tami:

私も「CHALLENGE」と「CREATE」です。アメリカ留学中に演劇を専攻していたのですが、自分で考えて新しいものを創る、アイデアを形にすることをしてきて、それを社会に出てもやり続けたいと思い、そのような環境を求めてフェイスに入社しました。実際に入ってみたら本当にイメージに近くて、新卒でも関係なしにとりあえず話してみて、という感じで、先輩たちが何でも聞いてくれる姿勢なので、本当にアイデアとか話しやすいんです。実は、『Thumva™』の新機能の提案も、もうすぐプレゼンするつもりです。今はアイデアレベルなので、もう少しビジネス目線で練ろうと考えています。

Akari:

私も、フェイスの入社当初、研修中に同じ問いをかけられて、「挑戦」と「創造」と答えたんですけど、『Thumva™』のデスク業務を経験し改めて考えると、今は「中立」と「信頼」かなと。もちろん「挑戦」と「創造」が根底にあって、プラス、「中立」と「信頼」があるからこそ、もっといいものが創れると思っています。チームのフロントの方は主に事務所の方と対面していて、開発の方は技術、システム側の視点が強くなる中で、それぞれの意見を取り入れつつ、ユーザーの視点も汲み取れるのがデスクの立場かなと。だからこその「中立」です。そして、チーム内での「信頼」関係があることが、創造にも挑戦にもつながると思っていて。Tamiは同期ですけど、お姉さんキャラという感じなので、Tamiが挑戦と創造でグイグイいくのを、私は食らいついていきながら、見守っているような面もあります。本当にいい相方のような存在です(笑)。

Tami:

本当に何もわからず、支え合ってきたという感じ。

Akari:

考え方が真逆なんで対立することもあるんですけど、感化される部分もありますし、先輩たちも違う意見を2つ聞けるのはいいのではないかな、と(笑)。

Thumvaが贈る、特別なライブ体験

maharu:

僕は新卒3年目という立場で、このポジションにアサインされたこと自体が「挑戦」ですね。僕がすべきことを考えた時に、もちろんリーダーの役割として舵を切ることも大事ですけど、「まとめる」ことがとても重要で、みんなから意見を聞きながらプロジェクト全体を円滑に進行していくのが僕の役目だと思っています。例えば、企画から開発に、開発から企画に話を伝える時は、それぞれの特有な話し方がある中で、噛み合わないところをうまく橋渡しをしていく。そういう意味では「中立」な立場であることを意識しています。僕はもともとエンジニアで入社していまして、エンジニアの視点と言語を持ちつつ、元々やりたかった企画もさせてもらえて、今、本当に恵まれたポジションにいます。それを最大限に活用して、潤滑油の役割を存分に果たしたいと考えています。

― プロジェクトの立ち上げから2ヶ月という短時間でローンチまで漕ぎ着けたのは、そうした立ち回りが効果的だったとか思いますか。

maharu:

プロジェクトスタート時は、開発はもちろん、企画もゼロからのスタートで、ローンチまでのスケジュール感を見てメンバー全員に戦慄が走ったと思うんです。企画の動きが遅れると、開発への要件も無理なスケジュールでお願いすることにつながってきてしまいます。今回のプロジェクト立ち上げは、企画で丁寧に仕上げたものを開発に進めるという段階を踏むことなく、メンバー全員で逐一話し合い、方向性やイメージの共有を図りながら実現に向けてひとつひとつ進めていくことができたため、こういう結果につながったと思っています。毎朝、ミーティングでそれぞれの進捗状況を報告し合い、会話しながら方向感を合わせました。また、言葉だけの空中戦ではなく、具体的に画面の遷移を大枠で見える形で可視化し情報共有したことで、企画も開発もデザイナーも、みんなで理解した上で進められたので、手戻りもなくスピーディに進められた一つの大きな要因じゃないかなと思っています。すぐにいつでもオンラインで集まれるというのは、リモートワークの最大の利点ですね。

― 企業理念の「あるものを追うな。ないものを創れ。」の視点からはいかがですか。

Tami:

就活では、面接等で「御社の企業理念に共感しています」といった発言をとりあえずする機会が多かったんですけど(笑)。フェイス・グループの「あるものを追うな。ないものを創れ。」については、本当に自分の中ですんなり納得できて、自然に共感していました。まだ、自分のアイデアを形にはできてないんですが、今は吸収する期間だと思って貪欲でありたいです。1年以内には何か形にしたいと思っています。

Thumvaが贈る、特別なライブ体験

KB:

僕はぱっと何かを思いつくひらめき型ではなく、普段からいろんなニュースだったり、新しいサービスだったりに触れ、これとこれを掛け合わせたら面白いかなとか、それで新しいアイデアを練っていくタイプなので、世の中にあるものをチェックしつつ、情報をしっかりキャッチしています。それでまずは、自分が使いたい!と思わないサービスは誰も使わないだろうなという想い、それと、人に使ってもらった時に喜んでもらえるか、の視点を大事にしています。

Akari:

「あるものを追うな。ないものを創れ。」を実践するには、まず、あるものを知らないと、ないものは創れないとも思っています。今、KBさんが日々の情報収集を大事にしているという話をしてくれましたけど、私もそれが本当に大事だと思っています。ファンの方のひとつひとつの声、身近なところからの意見を忘れずに、自分の中で新しいものに変えていけたらいいな、ないものをあるようにしていけたらいいなと意識し続けることが大事かなと。

Thumvaが贈る、特別なライブ体験

maharu:

僕としても日々考えているのは、「かゆいところに手が届く」ものを創れたら絶対的に需要が高いということなんです。まるっきり新しいものばかりでなく、日々の生活の中でここがもう少しこうだったらもっといいのに、と思うようなことを考えながら進めています。まだまだできることはあると思っているので、それを『Thumva™』にもさらに追加していきたいですね。

『Thumva™』は進化を止めない〜これからの展開

maharu:

コロナ禍を機に、アーティスト支援の想いから立ち上がった『Thumva™』ですが、実は、学生の頃から頭にあり、新卒で入社した時に役員の皆さんや先輩方に向けてプレゼンした「ライブ会場から遠方の方やライブハウスに行きづらさを感じている方にも気軽にライブを楽しんでいただけるサービスの創出」という企画を実現することにもつながりました。ライブハウスに行き慣れている人は、再開されればまたすぐに行くようになる一方で、学生の頃の僕自身がそうだったように、なかなかその一歩が踏み出せないとか、チケットは高いし、知り合いもいないし、といったところで躊躇される方もいると思うんです。そのまだライブを体験したことのないユーザー層に対して、どうアプローチしていけるかも、今後の課題のひとつになるかなと思っていて、グループ視聴の特性を活かした追加機能などを模索しつつ、ライブ会場にお客さんを入れたリアルライブをオンライン配信もする、ハイブリッド型ライブという形での進化も図れていけたらなと思っています。それこそ、思い入れのある小さなライブハウスで開催する特別なライブを、全国各地の人に見てもらうことができるようなスタイルも構想していて、箱自体のコストはそれほどかからず、より多くの方に参加してもらうことで、アーティストの収益を上げていくことが実現できたら、みんなにとってメリットのある仕組みになるのではないかと思っています。

Thumvaが贈る、特別なライブ体験

Akari:

まだ実現はできていないですけど、グループ会社に「BARKS」や「OKmusic」などの音楽メディアを展開しているジャパンミュージックネットワーク株式会社、日本コロムビア株式会社をはじめとするレーベル事業や、フェイスのファンクラブ事業など、連携・協力できる要素がたくさんあるので、ひとつのライブ開催にあたって、いろんなカスタマイズが自由にできるのが、フェイス・グループだと思います。そういうところで、他社サービスとさらなる差別化を図っていけたらなと思っています。

maharu:

新卒すごい!(笑)。それと、今の状況だと、まだまだ海外アーティストの招聘ライブは難しい状況なので、いずれは海外から発信するライブを日本のファンの方々に楽しんでいただく仕組みを確立させたり、音楽ライブだけでなく、ミュージカルや舞台などにも波及させていけたらなと考えています。

Thumvaが贈る、特別なライブ体験

いつもはオンラインでコミュニケーションを取っているチームの面々。 久々に一堂に会しましたが、取材はソーシャルディスタンスを保って行われました。

フェイス・グループ行動指針

CREATE / 創造
社会を豊かにする独創的なアイデア。
CHALLENGE / 挑戦
新しいことにスピード感をもって取り組むチャレンジ精神。
COLLABORATE / 協力
グループ内外のさまざまなパートナーとの協力・協業。
FAITH / 信頼
人と人、企業と社会とのつながりを尊重する。
NEUTRALITY / 中立
特定分野・業界にかたよらず、常に視野を広げる。

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